2012/10/18 (2012年10月 のアーカイブ)
プラグイン開発の開発プロセス
KVR のフォーラムでちょっと興味深いポストがあった。
この人は学生で、オーディオプラグイン開発における開発プロセスについて論文を書こうとしているらしいのだが・・・。
http://www.kvraudio.com/forum/viewtopic.php?t=362683
ある程度の規模のソフトウェア開発になればいやでもウォーターフォールだのアジャイルだのと、どういう開発プロセスを取るかが問題になるわけですが、オーディオプラグインってのはソフトウェアとしては非常に小規模ですからねえ。1人で完全にコントロールできる程度に小さくて、工業製品というより工芸品的な職人の世界ぽい。 ハードのエフェクターなんかも同じかも知れないけど。
まあ、普通のソフト開発だって昔はそんな感じでやってたのだけど規模が大きくなって立ち行かなくなったので、いやいやながら(?) ウォーターフォールにしてみたりやっぱりアジャイルにしてみたりしてるのだよね。製品を作るには避けては通れないけど、本当は開発プロセスがどうとかではなくて、ただアルゴ考えてコード書いていたい、とか本音では思ってる人が多いんじゃないかな。
その点、オーディオプラグインて奴は製品の特質上、機能をどんどん上乗せしていくようなものではなく、ソフトウェア規模が肥大しにくいので、今では数少ない楽園なのかも知れない。
アンケート取ってるようだけど、どんな結果なのか興味があるなあ。
Posted by g200kg : 2012/10/18 08:15:27