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DTM / シンセサイザー / VST / WebMusic 関係の技術情報を発信しています



2020/04/01 (2020年04月 のアーカイブ)

3Dプリンターで作るマスク

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コロナ騒ぎでマスク不足の中、イグアス社が3Dプリンター製マスクのSTLデータを公開したと聞いて、家のプリンターで出力してみました。フィルター部は布なり紙なりを自分で張り付けてくださいという事です。

公開ページ :
https://www.iguazu-xyz.jp/knowledge/trend_02


男性用 / 女性用 / 子供用があり、それぞれ厚手と薄手があります。厚手は2mm 薄手は1.2mm くらいの厚さになっています。割れてしまったりしやすそうではあるけど、可能なら薄手の方が良さそうです。家庭用のFDMプリンタではまあまあ難易度は高目ですが頑張ればいけます。

薄手をABSで出力するとそれなりに弾力があるので顔にフィットする感じになりますが、顔に接する側にサポートがびっちり付くので丁寧に取らないとマスクを付けた時に顔にパリが刺さって痛いです。

なお横幅が150mm程ありますので、造形サイズはそれ以上のプリンターが必須です。

この、マスクが足りないなら3Dプリンターで作ろうぜ、という動きは海外のコミュニティー等でも行われているのですが、いかつい感じのが多くてちょっと不審者ぽくなりそうです。イグアス社のはおとなしめで普通に使えるイメージですかね。日本の会社なのでサイズも平均的な日本人に合ってそうです。


対コロナウイルスツールコレクション:
https://cults3d.com/en/collections/useful-3d-printed-coronavirus-covid19-tool

Posted by g200kg : 9:32 PM : PermaLink

2020/03/23 (2020年03月 のアーカイブ)

favicon は丸くしようか

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去年の9月頃から Chrome でウェブページを表示する際のタブ内のロード中に回転するアニメーションで favicon が表示されるようになりました。

気にするかどうかはデザインにもよると思いますが、角型を目いっぱい使っていると角が欠けてしまっていまいちな感じになりますね。丸形に切り取っても不自然にならないようにした方が良さそうです。更に、ロード中の favicon は微妙に縮小されているようなので確認してみた所、通常 16x16 で表示されている所が 10x10 になっています。

10x10 で表示して丸形に切り取ってもちゃんと視認できる、というのが今後は必要なんですかね。

Posted by g200kg : 12:03 PM : PermaLink

2020/03/11 (2020年03月 のアーカイブ)

スナップ式ユーロラックレール

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Twitter の方には昨日動画をあげてしまったのですが、スナップ式のユーロラックレール (43HP) を DMM.make のクリエイターズマーケットに登録・公開しました。 これは見ていただけれはわかると思いますが、ユーロラックモジュラーシンセのケースを作るためのもので、モジュールをハメ込むだけで固定する事ができるようになっています。

サイドパネルを留める穴はタカチの FFR レールと同じ位置になっていて、先日別途公開したサイドパネル(eurorack_side_2)を使って組み立てる事ができます。

このレールには上下があります。並んだ穴が開いているのが上側のレール、穴がないのが下側のレールです。窓や引き戸等をハメ込むような感じで上側に押さえつけながら入れると入るようになっています。

DMM.make クリエイターズマーケット : Eurorack_rail_snap_43HP

組み立てた状態はこんな感じになります。

また、しっかりとモジュールを固定したい場合は上面の穴に M3 x 6 のネジ (モジュールに良く付属しているサイズ) を入れて締めると完全に固定されます。

  • 組立には M4 x 10~16 程度のタッピングネジが必要です。Amazon等で 「M4 タッピング」等で探してください(タカチのレール付属のネジでも良いです)。
  • 対応できるモジュールのパネルの厚さは 2.0mm まで (TipTop Audio の uZEUS の厚さ) です。それ以上厚いパネルのモジュールは止められません。
  • 素材はナイロン樹脂、白のみです。

ネジをいちいち外してのモジュールの入れ替えの面倒臭さはユーロラックモジュラーを触った人じゃないとわからないかも知れませんが、とにかく面倒です。構造的にかなりの高精度な3Dプリンタでの出力が必要なので、小ぶりの割にはどうしても結構値が張る感じになってしまいますが、色々と組み合わせの実験用としていかがでしょうか。

DMM.make のクリエイターズマーケットでどなたでも注文が可能です。
(注文があってから出力するので届くまで1週間近くかかる事もあります)

Posted by g200kg : 6:37 PM : PermaLink

2020/02/28 (2020年02月 のアーカイブ)

DMMでユーロラックケースのサイドパネルを公開

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ユーロラックのケースを自作する際に使うレールとして、取り合えず入手しやすいという事でタカチのサブラック用フロントレール FFR-43N ( +バーナット BN43-M3 )を使う方は多いのではないでしょうか。レール自体の幅がかなりあるのでサイドパネルだけなんとかすればまあまあそれっぽい感じにできるというのもあるし、自作系の人にはお馴染みの秋葉原のマルツ等で手に入るという事もあります。

問題としては一般的にモジュールに付いてくる M3 x 6mm ではモジュールを固定できず、M3 x 10mm ネジを別途準備しないといけないというのはあるんですけどね。

マルツ FFR-43Nのページ

で、後はサイドパネルをどうするか。木材やアルミ板等で工作するというのが一般的かと思いますが、これを3Dプリンタで作れるように、DMM.make の 3D プリント・クリエイターズマーケットという所に FFR レールに適合するサイドパネルを登録して公開しました。どなたでも DMM.make にサイドパネルを注文できます。

DMMクリエイターズマーケット eurorack_side_2

サイドパネルを固定するネジはレールに付属のものが使えます。
組み立てるとこんな感じになります。

※ なお、この写真のレールは FFR-22N で 42HP のものですが、現在は生産終了となっており、現行の商品は 84HP の FFR-43N のみとなっています。

なお、DMMの3Dプリントは注文を受けてから印刷を開始して発送されますので、今の実感としては4~5日くらいで届くというイメージですが週末をはさんだりするとそれだけ長くかかる感じです。

とにかく手間を省きたいという場合はこれでいかがでしょうか。

Posted by g200kg : 9:22 PM : PermaLink

2020/02/16 (2020年02月 のアーカイブ)

3Dプリンタ QIDI X-Smart の分解掃除

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相変わらず3Dプリンタで遊んでますが、PETGフィラメントの様子もわかったし次はABSフィラメントにするか、と始めた所でトラブルです。ノズルが完全に詰まってしまいました。

原因は一目瞭然で、供給側のフィラメントが絡まって送れなくなり焼け焦げてしまったようです。そういえば今回のフィラメントは安いのを買ったのだけど前のに比べると巻き方が適当な感じなのは関係してるのでしょうか...。

今までにもちょっと詰まったりした事はあったのですが、フィラメントを無理やり押し込んだりする事で解消できていました。今回の詰まりはどうやっても動かないかなり頑固な詰まりのようです。

しょうがないので分解する事にしました。

まずは上面のネジを外してカバーを取ります。

下側にも2本のネジがあるので取ります。

フラットケーブルのコネクタも外して...

ごっそりと取れました。

ノズルを外すにはヒートブロックに差し込んだネジとレンチを使います。このネジとレンチは付属品に入っています。

これでノズルが引っこ抜けます。

ノズル先端の詰まりならここまで何とかできるのですが、今回はもっと奥の方まで詰まっているようなので更に分解します。

全面の小さいファンを止めているネジを取るとフレーム部分が外れます。

その奥のアルミブロックのネジを外すとステッピングモーター、ヒートシンク、アルミブロック周りがバラバラになります。

この辺まで来ると、これ元に戻せるのか? と不安になるレベルでバラバラになりますが、詰まった場所にアクセスするにはバラすしかないですね。

ノズル先端部の詰まりはピンセットでつついていると取れました。先端の黒いのは今まで使っていた黒のPETGがこびりついていたのだろうか。これも悪さしてそうで、なんかPETGフィラメントのイメージが爆下がりです(世間の評判は悪くないみたいなので個人の感想ですが)。

で、こちらがアルミブロック部分で詰まってた奴。加熱するかアセトンで溶かすかというあたりが選択肢のようですが、今回はヒートガンであぶりつつピンセットでつまみ出しました。

逆の手順で組み立てて詰まりが解消した事を確認。アルミブロックを外す辺りで完全にバラバラになるので、構造をちゃんと覚えておかないと困った事になります。


という事でなんとかなりました。

しかしこういうトラブルはまあまあの頻度で起こっているらしい、にしては難易度は高めですね。

界隈では「どこのご家庭にもある3Dプリンタ」みたいに言われたりしますが、それなりの覚悟は必要ですかね。まあQIDIはサポートが懇切丁寧という評判なので頑張っていると思います。

Posted by g200kg : 4:30 AM : PermaLink

2020/02/04 (2020年02月 のアーカイブ)

PETGフィラメントを使いたい

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3Dプリンタ初心者なのでまだ色々と手探りですが、綺麗に出力するのはなかなか難しいです。

現在の状況をまとめると...

まず3Dプリンタで使うフィラメントの素材はPLAとABSが代表的なのですが、それぞれ特徴があります。PLAは最も3Dプリンタで出力しやすく、最初プリンタに付属していたフィラメントもこれ。ただし熱に弱く、硬くてもろい。ABSは一般的にも良く使われるプラスチックで、ある程度の靭性があり、PLAより熱にも衝撃にも強い。ただし反りが発生しやすく、糸引き現象も起こりやすい。あと印刷中くさい。

という所でPLAとABSの中間的なフィラメントが登場、これがPETG。くさくない。多少靭性があり、衝撃や熱に対する強度はPLAとABSの中間。糸引きはあるものの反りはほとんど起こらない。これからはPETGだぜ!

という記事をどこかで見て、PETGフィラメントを買ってみたわけです。ペットボトルに使われているPETを改良したものらしいです。

で、やってみたのですが時々表面にフィラメントのゴミの塊みたいなのがへばりつきます。印刷の度にノズルの出口あたりに樹脂のクズがべっとりと付くので、この辺が問題なのだろうなとは思うけど、どうやら、デフォルトのパラメータで気軽に使うというわけには行かなさそうです。

しょうがないので最適な温度を探る事に。


PETGフィラメントの仕様によれば印刷温度は220℃~250℃となっているので10℃ずつ変えて出力。ちなみにこのモデルは3DBenchyと言う3Dプリンタのベンチマーク用に良く使われる船のデータです。残念ながらフィラメントが黒色なので凄く見づらい。

http://www.3dbenchy.com/

220℃あたりだとどうやら船尾の平面とか天井部分とか、何でもない平面の所にゴミが発生しやすい。思うにノズルから出た直後の粘性が高すぎてノズル周りに残り、周りを巻き込んでしまうのではないかという気がする。

温度が高い方がゴミの発生率が低いようだ。

一方で250℃あたりになると船の舳先周辺に妙な糸引きが発生する。これは多分問題なく掃除できそうではあるけど。

船首の裏側あたりがあんまり綺麗じゃない。温度高目の方がましにはなる。

という事でプリンタのPETGの設定は220℃がデフォルトだったのだけど、今後240℃あたりで使ってみようかと思う。なお設定は温度以外にも速度や引き戻し量など色々あるので本当に最適な条件を探るのはかなり大変。

家庭用3Dプリンタが出てからかなり経った今なら、もうこんな試行錯誤しなくてもさくっと良い感じに使えるかと思ったのだけど、そういうものでもないらしい。


Posted by g200kg : 8:05 AM : PermaLink

2020/01/23 (2020年01月 のアーカイブ)

3Dプリンタ導入しました

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家庭用の3Dプリンタがお手頃価格になってからもう結構経っていますが、数年前まではまだ精度的に不満があるとか、印刷の条件を地道に詰めないと失敗するとかいう話も聞いていたので、まあ必要な時にDMMプリントとかに頼めばいいや、というスタンスだったんですけどね。

もう流石にそろそろイケるんじゃないかなあ、という事で導入しました。QIDIのX-Smartという機種です。ワークサイズは170mm x 150mm x 150mm、フレームむき出しじゃなくて箱型の筐体な所がなんとなく安心感があります。


ユーロラックモジュラーのケースを一気に出力してみるテスト。

出力に丸々半日はかかっていますが 26HP のケースができました。レールもバーナットも無しで3Dプリンタだけでユーロラックケースを作れるというのは素晴らしい。ただしネジはモジュールが落ちないように優しく止めるだけ。それから発熱するモジュールには注意。ケースごと溶けそう。

それでも良ければSTLファイルはここ↓にあります。ネジ穴はΦ3の八角形で出力していますが、プリンタによっては微調整が必要かも。
20200123eurorackcase.stl

プリンタのワークサイズは140mm x 140mm が必要です。ユーロラックの3Uのパネルは高さ128mmくらいあるのですが、家庭用3Dプリンタのエントリーモデルはワークサイズが100mm x 100mm という機種が多くてユーロラック絡みでは活躍しづらいのが残念なんですよね。

ちなみにDMMプリントだと価格が外形体積依存なのでこういう中空の箱型だととても高くなります。


その前に基本的な事を幾つかテスト。フィラメントはPLAです。 出力する部品に直接ネジを使えるかどうか。

M3くらいのネジで組み立てたりしたいのだけど、ネジ山の微細な構造を作れるわけではないので、小さめの穴を開けてネジで固定できるかどうかのテスト。

穴は3Dプリントすると若干小さくなります。フィラメントやプリンタの機種によっても違うので現物合わせで調整が必要ですが、バカ穴にするには Φ3.5 くらい、ネジ止めするにはΦ2.7くらいの穴を開けておいてタッピングビスを使うくらいが安定、Φ2.8~Φ3.0くらいの穴を開けておけば普通のネジでも一応止まります。力を入れるとすぐに削れてしまうので、取り合えず止められるという程度ですが、試験的にちょっと組み立ててみるというような使い方ならいけそう。


蝶番構造は作れるか。繋がった状態の蝶番構造をそのまま出力できるのは3Dプリンタの良い所ではあるのですが、2つの部品間のギャップの調整がかなり微妙です。

部品間のギャップが 0.2mm だと完全にくっ付いてしまって動かせない蝶番ができました。ギャップ0.3mmならちゃんと動く蝶番になり、ギャップが0.5mmだとかなりユルユルになります。調整が本当に微妙。




という事で、作りかけの謎楽器の筐体を作ったりしています。ワークサイズが足りないので、複数に分割してはめ合わせで組めるようしていますが、まだまだ試行錯誤が必要。

Posted by g200kg : 8:00 AM : PermaLink

2019/12/25 (2019年12月 のアーカイブ)

新しいユーロラックモジュール

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久しぶりに新しいユーロラックモジュールを作った。

珍しく黒パネルにしてみました。これは小規模システム向けの 4HP、USB 給電のユーロラック電源モジュールです。普通の PC の USB ポートからでも動かせますが、ここから ±12V を作るのでこの場合の限界はせいぜい 100mA 程度ですかね。

RasPi用とかの容量に余裕がある USB 電源なら +12V:500mA、-12V:120mAくらい。
なんでわざわざ USB からの供給かと言うと、ここにモバイルバッテリーを繋ぐと結構な稼働時間のスタンドアローンなユーロラックシステムができそうかなと思ったので。

とは言うものの、MicroUSB コネクタの接続ってどうも頼りなくて困る。ケーブルの取り回しが問題だな。

Posted by g200kg : 9:37 PM : PermaLink

2019/12/25 (2019年12月 のアーカイブ)

「サイトまたはアプリでのデータ侵害により、パスワード情報が漏洩しました。」

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とあるMovableTypeのダッシュボードを開こうとしていきなりこんな警告が出たからびっくりしたじゃないか。どうやら12月10日頃にChromeに新しく実装された警告機能らしいです。

まずはこの画面自体が怪しいものではないかどうかを疑ってしまうのですが、これはどうやらこれまでにあった漏洩事故のデータとChromeブラウザが記憶しているパスワードの照合を行うもののようです。流出事故の話があってもどうでも良さそうなサイトで使っていたパスワードについては放置したりしていたので怒られたという事ですね。

今年の初めくらいにブラウザが保持しているパスワードとこれまでに漏洩したパスワードを照合するパスワードチェック機能 (Password Checkup) のChrome拡張が既に発表されていましたが、どうやらこれが普通にブラウズする際にも有効になったという事なのかな。

ここがGoogle本家の紹介です。
https://blog.google/products/chrome/better-password-protections/

この画面から「パスワードを確認」のボタンを押すと下のような画面になり、事故があったパスワードがそのまま残っている、複数のサイトで使いまわしされている、パスワードの強度が弱い、というそれぞれの件数が表示されます。

私としてはあまりブラウザにパスワードは覚えさせていないつもりだったのだけど、結構残ってますね。
パスワード管理については、今のところ基本的に KeePass を使ってるのだけど、Bitwardenとかいう新興勢力が出てきているようです。
一回整理するか。

Posted by g200kg : 8:34 PM : PermaLink

2019/12/07 (2019年12月 のアーカイブ)

三端子レギュレータの裏技

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ちょっとした電子工作でも電源周りで良くお世話になる三端子レギュレータというICが昔からあります。入力された電圧から安定した指定の電圧への変換を最小限の三本足だけでやってくれる便利なものですが、電圧差が大きいと発熱がバカにならずヒートシンクで悩んだりしますね。

という事で最近ではスイッチング方式のレギュレータを三端子レギュレータと同様のパッケージに全て封入したモジュールというのも割と目に付きます。電源の質とかは吟味が必要ですが、同じ三本足で差し替えるだけで熱の問題が片付いたりします。技術の進歩は凄いね。

で、このスイッチング方式のレギュレータには実は裏技的な使い方があるんですが、それがこれ↓ 三端子レギュレータで負電圧を作り出すという方法です。

絶縁モジュールならともかく、非絶縁のレギュレータでこんな事して良いの? という気もしますが、出力をいきなりGNDに落として本来のGND端子から負の電圧を取り出すというやり方です。勿論通常の(リニアの)レギュレータだとショート状態になってしまいますが、スイッチング方式のレギュレータだと出力側にインダクタンスがあるのでこれでも成立します。モジュールの中身まで書くとトポロジー的には下の図になります。

このやり方についてはTIのアプリケーションレポートが詳しいです。
http://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja235/jaja235.pdf

上の回路図はCUIというメーカーのスイッチングレギュレータ(V78XX)のもので、秋月でも扱っていて、「負電源用としても使えます」とわざわざ説明がついています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06350/

さて、せっかく便利な裏技的な話をした所ですが、実はところがこのV78XX、秋月が負電源に使える例として参考にあげているデータシートは少し古くて最新のデータシートを漁ると負電源として使う例がばっさり削られていて、「負電源に使うのは推奨しない」となっています。

https://www.cui.com/product/resource/v78xx-1000.pdf

あー残念。駄目みたいですね。

一度はデータシートに載せていたものを改訂してまで非推奨にするというのは何か問題があったのでしょうか。
ここから先は想像ですけど、問題があるとすると入力耐圧かな、と。スイッチの制御系の回路はどうやって動作するかというと、+Vin と -Voutに挟まれて動くわけで、通常の動作状態よりも高い電圧がかかります。15V入力で12V出力なら27Vです。V78XXの例だと、モデルによりますが標準24V入力で15V出力のものがあり、これだと39V掛かる事になるのに入力の耐圧の定格は32Vmaxなんですよね。

まあ、このあたりに気を付ければ大丈夫ではないかと思いますが、メーカーとしては非推奨という事なので自己責任で。

Posted by g200kg : 7:13 PM : PermaLink

2019/12/03 (2019年12月 のアーカイブ)

ASBS19が開催されました

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先週末30日土曜日に科学技術館で「アナログシンセビルダーズサミット(ASBS)19」が開催されました。
今回は自分のブースが無かったのですが、見に行ってきましたので一部を紹介します。

持って行った流木シンセは取り合えず山下さんのブースに置かせてもらいました。山下さん自身の新作は左下の赤い奴。ステージでの使用を意識してビカビカに光る仕様になっています。

せんとれさん開発中の新作。Eurorackフォームファクターです。左側のRainbowCellというモジュールはTeensy4.0を搭載していてオープンソースなプラットフォームとして使えるようにしたいという事。SDKが欲しいです。

謎楽器「ウダー」でお馴染みの宇田さんの新作音源。音源はまだまだ進化中の模様。複数の発振器が自律的に位相ロックする仕組みを入れて純正律での演奏がやりやすくなるという興味深い話。

これも宇田さんの作品。左手でコードを指定して右手でジャカジャカやるような感じでお手軽に遊べそうな楽器。

奇楽堂さんのSAX風楽器SAXduino。中身は当然Arduinoです。

Saxduinoの中身。左にある棒が飛び出たようなデバイスが気圧センサで息の吹込みを検知します。

hanpkさんのユーロラックシステム。一見普通に見えるけど、内部が完全に4音ポリフォニック化されていて、S端子ケーブルでパッチングします。さすがに頻繁な抜き差しはちょっと辛いけどパッチングにS端子ケーブルが流用できるというメリットが。

これがポリフォニック化されたモジュール。ポリ化された所のVRは4連になっています。すげー密度高いなあ...

ぅーぇさんのレーザーハープ。運搬中にねじ紛失したとかでちゃんと組み立てられずガムテべたべたになっていましたが、社内イベントで使ったら好評だったらしい。レーザー楽しいよね。

田中さんのMS-20 mini改。MS-20のキーボード部をゴリゴリと切り取ってMS-50風にした改造品。凄い綺麗な仕上がり。元KORG西島さんの監修が入っているという事なのでこれはもう純正品みたいなものじゃないですかねえ。

へやのスミスさん。以前から作っているシンセがなかなか凄い仕上がりになってきていました。音色メモリー可能で完全アナログポリフォニック。

蓋が開いてたので。なかなかの密度で詰まっています。

こちらはFPGAで作られたシンセ。使っているFPGAはArty A7-100Tで8音ポリフォニック。出力はΔΣで直出し。音源部とパラメータ設定部は別筐体でSPI通信しているらしい。

いつもの中華で打ち上げ。お疲れ様でした。


という事で無事終了しました。今回は申し込みを忘れて自分のブースが無かったのでかなり気楽に見て回りました。

ここ数年ですけど、アナログポリフォニックに挑戦する人が増えていますね。ひと昔前はさすがに回路規模的に尻込みするテーマだったと思います。何より同じ回路モジュールを何個も作る事になるのが個人でやっていると苦行になるのですが凄いですね。

Posted by g200kg : 6:28 AM : PermaLink

2019/11/28 (2019年11月 のアーカイブ)

アナログシンセビルダーズサミットが開催されます

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今週末、2019年11月30日(土)に東京丸の内公園の科学技術館で「アナログシンセビルダーズサミット(ASBS)19」が開催されます。見学券の販売は本日まで!!

http://analog-synth.jp/asbs/

私もいつも出展していたのですが今年は出展申し込みを忘れていました。まあ見学には行きますが。

ブースはありませんがせっかくなので、こいつを持って会場にいきます。
山下さんのアームテルミンを流木に仕込んだ「流木シンセ」です。

Posted by g200kg : 5:46 AM : PermaLink

2019/11/19 (2019年11月 のアーカイブ)

東京モジュラーフェスティバル(TFoM)2019

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先週末、恒例の東京モジュラーフェスティバル(TFoM)が11月16~17日に渋谷 Studio Mission および Contact で開催されました。各社のモジュラーシンセサイザー関連製品の展示とアーティストによる演奏というモジュラー専門のイベントとしては国内最大規模の催しです。

g200kgもブースを出したのですが、展示会場には色々と面白いものがずらりと並んでいます。その中で気になったものなど幾つか紹介します。

会場の様子です。普段ダンススタジオなので土足禁止です。

g200kgのブースはこんな感じ。流木にシンセ(アームテルミン)を仕込んだ試作品と照明コントローラ、Stroberです。

いつものFive G さんのモジュラー壁。

こちらは Clock Face Modularさんの各社モジュール大量展示。

お隣のブースは Dirigent さん。BitWig の TFoM 会場限定セールが行われている模様。

BitWig の最近の動向をチェックしていなかったのですが、これが BitWig Studio 3 に追加された「The Grid」というモジュラー型のシンセでかなりプッシュされていました。なかなか遊びがいのありそうな雰囲気です。

XOR Electronics さんのMODトラッカー型のシーケンサー、NerdSeq。MODトラッカー界隈は最近どうなってるのか知らないけど、根強いファンはいるだろうな。

NerdSeq。ユーロラックモジュール内でトラッカー画面がちゃんと縦スクロールしながら動いてます。良い。モジュールがでかくなるけどこれくらいの画面があると色々できそう。

S&K Instruments さんのオンド・マルトノ型のCVコントローラ。凄い。左右にスライドするリングの感触がなかなか気持ち良い。トゥッシュと呼ばれる左側のキーは圧力センサという事でストロークはほぼ無い感じです。意外とお安いかも。

IK Multimedia さんのブースでは UNO Synth と UNO Drum を展示。ごく最近 UNO Drum 用のビンテージ系ライブラリが追加されたようです。

Teenage Engineering さんでは Pocket Operator Modular を展示。今年の頭くらいに発表された電池で動くモジュラーシンセの DIY キットです。

erica synths の EMS Synthi ぽい何か、SYNTRX。マトリクス部はピンではなくLEDで、X-Yそれぞれの方向にカーソルを動かして設定します。ちょっと操作が面倒だけど一発でパッチ切り替えも可能。かなりの重量感でお値段は30万円ほど。

展示と並行してレクチャーコーナーでは各社からの製品紹介等が行われます。写真は元KORGエンジニアで現在ベリンガー社と謎の新製品を共同開発中の西島氏。音に対するディープな思いを語っていました。

恒例の中古モジュール販売コーナーもあります。




という事で、二日間の展示を無事終了しました。

Posted by g200kg : 11:27 PM : PermaLink

2019/11/12 (2019年11月 のアーカイブ)

TFoM 2019が開催されます

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今週末、11月16~17日にTokyo Festival of Modular (東京モジュラーフェスティバル、TFoM) 2019 が渋谷で開催されます。
世界各国からモジュラーシンセメーカー、ショップ、アーティストが東京に集結するモジュラーシンセの祭典です。
g200kgも展示会場にブースを出しますので興味ある方は是非どうぞ。

日時:11月16日(土)~17日(日)
会場:東京都渋谷区道玄坂 新大宗ビル4号館
 展示会場:Studio Mission 12:00-18:00
 コンサート会場:Contact Tokyo 17:00-21:00(土)、17:00-22:00(日)

トップ : https://tfom.info
詳細情報 : http://tfom.info/home
チケット情報 : http://tfom.info/ticket-info/


Posted by g200kg : 5:52 AM : PermaLink

2019/09/10 (2019年09月 のアーカイブ)

ヨーロッパからのアクセス障害の顛末

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ここ1週間ほど、ヨーロッパ方面からこのサイト (https://www.g200kg.com/) にアクセスできないという状況が続いていたのですが漸く解消されました。

9月3日に状況を把握して、共用サーバーを借りているさくらインターネットのサポートに連絡したのですが、結局解決まで1週間かかってしまいました。ヨーロッパ方面から見ると1週間ずっとサイトが落ちっぱなしだった訳で、もう少し迅速な対応を期待したい所ですがなかなかそうもいかないんですかね。メールでのサポートはかなり混みあっているようです。

結局の所、原因としては(ヨーロッパ方面を中心に?)海外の大量のランダムなIPアドレスからの接続で障害が起こっていたために、対策として国単位で接続拒否をしていたという事なのですが、もう大丈夫そうなのでとりあえず制限を解除して様子を見るという事です。

と言う事なんだけど、国単位で接続拒否ってちょっと大胆すぎじゃないんですかね...。イギリスは生きてたんだけど、ドイツ、イタリア、フランスが接続拒否されてたみたいなのでヨーロッパの主要国が大体駄目じゃないですか。残念。日本語のブログはともかく、音楽系のソフトウェアなんかはヨーロッパからのアクセスもそれなりにあるんですけどね。

それに一旦解除して様子を見るけど問題が再発したら再度制限する場合もあるという事だし、これはちょっと共用サーバーの限界を感じてしまったかな。サーバー全体として問題が起こったら勝手に対応してくれるのは良いけど、問題が起こるかどうかは自分だけじゃなくてサーバーに同居する他の人次第でもあるし。




さて、このような特定の地域からのアクセスにだけ問題があるというのはなかなか気が付かないもので、今回も「サイトが落ちてるよ」というような報告を各地から貰ってやっと把握したのですが、自分でそれを確認するのも簡単ではないですね。

せっかくなので、こういう時に役立ちそうなサービスを幾つか紹介します。


uptimia.com : Website Availability Test

https://www.uptimia.com/website-availability-test
ここにアクセスして テスト対象の URL を入力すると世界各地からのアクセスのレスポンスタイムを見る事ができます。
割とお手軽に世界各地からのアクセスが可能かどうかをチェックできます。ただしプローブ部分に一部不具合があるのか Tokyo と Sydney はいつも反応なしになりますのでこの2つは無視した方が良いようです。


WebPageTest


https://www.webpagetest.org/
こちらのサイトは URL、アクセス元の場所、ブラウザの種類 (Chrome や Firefox) を指定し、実際にアクセスしてどういう画面になるかを確認する事ができます。アクセス元はアメリカ、ヨーロッパ、アジア等数十種類から選択できます。

かなり混みあっているようで、スタートボタンを押してから順番待ちになり、結果を得るまでに数分~10分程度かかったりしますが、実際のブラウザでの表示が出るだけでなく、どこに時間がかかっているのかのプロファイリングも可能です。


こういうツールが必要になるケースはあまり多くはなさそうですが、知っておいて損はないですね。

Posted by g200kg : 10:33 AM : PermaLink

2019/09/10 (2019年09月 のアーカイブ)

Immersive Web Meetup が開催されます

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今週金曜日、9月13日に六本木のメルカリ東京オフィスで WebXR と WebMusic をテーマにした Immersive Web Meetup が開催されます。

W3C の Immersive Web Working Group および Web Audio のキーマンである、Chris Wilson 氏、Hongchan Choi 氏が Web XR と Web Audio の現在と今後について語ってくれるという豪華キャストです。

当日のタイムテーブルがどうなるのか私も良くわかっていないのですが、私もちょっとだけ Lightning Talk をするかも知れません。

まだ多少参加枠が残っているようです。申し込みはこちら :

https://connpass.com/event/139407/

イベント名 : Immersive Web Meetup (WebXR & Web Music)
日時 : 9月13日(金) 19:00~22:00
場所 : 六本木ヒルズ森タワー21F 株式会社メルカリ東京オフィス
主催 : xR Tech Tokyo / Web Music Developers JP
参加費 : 無料

Posted by g200kg : 1:26 AM : PermaLink

2019/09/03 (2019年09月 のアーカイブ)

MIDIappy

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もともと Web MIDI API 用のマスコットとして作った「みでゃっぴー」ですが、単なる MIDI 向けの用途にも使えるように頭の上の文字が「MIDI」と「MIDI2.0」になっているバージョンを用意しました。

ライセンスは基本的には CC-BY ですが、MIDI、Web MIDI API、WebAudio の啓蒙のために使用される場合はクレジットの表示義務もありませんのでお気軽にお使いください

https://www.g200kg.com/images/midiappy/

Posted by g200kg : 11:54 AM : PermaLink

2019/08/05 (2019年08月 のアーカイブ)

Maker Faire Tokyo (MFT 2019)

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8月3日、4日は東京ビッグサイトでメイカーフェア東京が開催されました。

出展申し込みを出したつもりで出していなかったという諸般の事情により自分のブースはなかったのですが、山下さん ( @hhh_yama ) のブースのお手伝いに行ってきました。あまり写真とかは撮ってませんが、主に楽器系で気になったもの等を幾つか紹介します。

ビッグサイトの入口に看板があります。

これが会場内の様子、これからブースの設営です。

出展物は EuroRack 版 山下シンセとアームテルミンです。

これが EuroRack 版 山下シンセ。70年代に雑誌「初歩のラジオ」で山下さんが製作記事を連載していたシンセを EuroRack フォームファクターに再設計したものです。

そしてこちらは新しい電子楽器「アーミテルミン (光るバージョン)」です。中身はデジタル処理の楽器ですが、本物のテルミンの音をサンプリングしているのでかなりそれっぽい音が出ます。

偶然なんですが、隣のブースにいつものソレノイドで缶を叩く人の展示が! ミラーの UI が今回の展示の目玉らしいのだけど、それよりも缶叩きのリズムがかなり音楽的になって洗練されつつあるのが印象的。

これも隣のブースで@morecat_labさん。Arduino で MIDI デバイスを実現する Moco for LUFA で楽器系のメイカーではお世話になっている人も多いですが、今回は BLE-MIDI on ESP32 で無線接続の展示です。

こちらは DigiLog さん。シンセビルダーズサミットでも常連ですが、コンスタントにシンセ系ガジェットを発表しています。

Qux さんもガジェット系アナログシンセのキットなどを展示。なかなかラインナップが豊富です。

山本製作所さんの 「Tale of Tales」。CV-Gate を入力して USB 接続の MIDI への変換ができるモジュールです。EuroRack 仕様になっています。

こちらは IIJ のブースにあったのですが、エフェクターのフットスイッチをソレノイドで押すマシン。腕に付けたボタン等からリモートコントロールでエフェクターを操作できます。力技的な所が面白いのだけど何か意外な使い道がありそうな気もします。

エレクトロニコス・ファンタスティコス」さんのブラウン管ガムラン。ブラウン管が出す電磁波を人体で拾って鳴らす楽器です。これ以外にもエアコンやファン等の家電を使った楽器でいつも凄く目立ってます。

「沖縄で海を見ながらプログラミングしてたい」さんのAI搭載型三線自動演奏機。AI で沖縄民謡風の自動作曲をして、三線を自動演奏します。良いです。

シンセビルダーズサミットの常連、でんはちゃんねる原田さんの人気のマーブルマシン。カテゴリがクラフトとかなのでいつもブースがどこなのか良くわからないw

奇楽堂さんの六角形鍵盤 HeneycomBell。使いこなすにはかなり練習が必要そうだけど面白い。

西浅草音響開発さんのデジタルドラムシンセサイザーとシーケンサー。EuroRack フォームファクターです。ソフトウェアはオープンソースで開発されていて GitHub 上で公開されています。


全部は書ききれないのですが、楽器系だけでもこれ以外にまだ色々と興味深いものがありました。来年はちゃんとブース出さないとね。

私と同じく助っ人に来ていたbeatnic 武田さんと山下シンセ+アームテルミンで遊んでいる図をいつの間にか撮られていた。


Posted by g200kg : 7:25 AM : PermaLink

2019/07/31 (2019年07月 のアーカイブ)

今週末はメイカーフェア東京

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さて、今週末8月3日、4日は東京ビッグサイトでメイカーフェア東京 (MFT 2019) が開催されます。

実は今年は WebMusicDevelopers JP 名義でブースを出そうという話もあったのですが、何人かで分担して出展申し込み用紙を埋めたものの、誰もそれを提出しなかった(!!)というまさかの事態で出展は見送りとなりました。まあ、申し込みしてもその後抽選はあるんですけどね。

という事でなんとなく出展のモチベーションが肩透かしを食らってしまったので、yamaさん ( 70 年代に雑誌「初歩のラジオ」でモジュラーシンセの製作記事を執筆されていたシンセ DIY 界のレジェンド、山下さんです) のブースのお手伝いなんかをしてきます。

EuroRack 仕様に再設計された「山下シンセ」や電子楽器「アームテルミン」が出展されます。ブースは I / 09-06ですので MFT にいらっしゃる方は是非お立ち寄りください。


https://makezine.jp/event/makers-mft2019/m0219/

Posted by g200kg : 2:53 PM : PermaLink

2019/07/04 (2019年07月 のアーカイブ)

Chromium版Edgeはどんな様子なのかな?

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そう言えば Chromium 版 Edge の今の様子ってどうなのかな、という事で入れてみました。

Edge Insider のページで3つのチャンネルが用意されていますが、Beta チャンネルはまだ準備中で、現在使えるのは毎週更新される Dev チャンネルか毎日更新される Canary チャンネルです。

https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/download

ちょっと触った感じでは、各種アイコンが今までの Edge ぽいとか、アドレスバーで適当に検索した時に Bing に飛ぶとか、デフォルトのフォントがちょっと違うとかいう点は目に付きますが、今までの Edge と Chrome のどちらに近いかと言えばやはり Chrome っぽい気はします。

ただ設定画面 ( edge://settings ) は Edge の方が項目ごとに整理されていて使いやすそうに見えます。

機能面では、ここ数日いじっていた APNG もちゃんと動きますし、WebAudioAPI も Chrome と同等、また WebMIDI API も Chrome と同様に動きます。良いですね。

癖の強すぎた input type="range" も今は Chrome と同じ look&feel です。



たしか数年前に Web Audio クラスタの一部で「 Edge に WebMIDI APIを実装してほしい 」というリクエストを Microsoft に送るブームがあったりしたのだけど、まさかこういう形で実現される事になるとは予想していませんでした。

アドレスバーに 「 edge://flags 」と入れると「chrome://flags」で見た事があるようなフラグ一覧の画面が出ますのでここで 「edge」で検索すると今 Microsoft で手を入れている最中と思われる機能が一覧できます。

「 OpenVR hardware support 」とか「 XR device sandboxing 」なんてのがありますね。Microsoft はこっち方向は力を入れるんでしょうね。

それから「 Microsoft Edge tracking prevention 」は数日前ニュースに流れていたトラッキング防止の機能。Chrome では単にトラッキング拒否リクエストのオン/オフだったのが 3 段階の設定になっているようです。

他には「 Enable Development API for IE mode 」とか。あまり関わりたくはないけど、これが噂の「 IE モード 」ですかね。これに関しては Microsoft も大変だな、としか。

という事で、Edge が Chromium 化する日も近くなってきましたが、この先どうなるのかはさっぱりわからないですね。レンダリングエンジンの多様性が失われる事の危険性に言及する人もいつつ、取り合えずクロスブラウザの互換性問題で悩む人は減少するのでしょうけど。

Posted by g200kg : 4:30 AM : PermaLink



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