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2016/08/30

SUSHI 開発中


汎用的に使えるユーロラックのDSPモジュール(開発コード名:SUSHI)を作ろうとしているのですが、このところ地道な作業を続けてます。

こいつはBlackfin BF592というDSPを使ったユーロラックモジュールで、4ch入力、2ch出力、6個のポット、4個のスイッチを8HPに納めたものです。入力と出力はDC直結で±10Vを入出力できるようになっています。ようやく、Flashからのブート、プログラム書き込みツール、入出力のオフセットとゲインの較正用プログラムなどの下回りがまあまあ整ってきました。さてここからどうするか...

というか、やってる内にユーロラックに納まる精度の高い測定器類が欲しくなってくるなあ。リファレンスにできるようなCV発生器とかね。需要は殆どないだろうけどねえ。


posted by g200kg : 5:39 PM : PermaLink

2016/08/24

来週はHTML5カンファレンスです


さて来週土曜日、9月3日は東京電機大学千住キャンパスでHTML5カンファレンスが開催されます。昨年に続きWeb Music Developers JPのコーナーもありますのでお立ち寄りください (周りの方には申し訳ありませんが、今年もやかましいコーナーになると思われます)。

HTML5 Conference
日時:2016年9月3日(土)10:00 ~ 19:30(予定)(受付開始 9:30)
場所:東京電機大学 千住キャンパス(東京都足立区千住旭町5番)
参加費無料

参加申し込みはこちらからどうぞ:
http://events.html5j.org/conference/2016/9/

posted by g200kg : 10:53 PM : PermaLink

2016/08/08

リフローオーブンT962で焼いてみる


さて、入手した中国製のあやしいリフローオーブンT962、適当な部品が揃うまでちょっと時間がかかったので取りあえずパンを焼いてみたりしていたのですが... まあ、基板を焼いた後でパンは焼きたくないので今回限りですけど。
パンを焼くのに適当な温度プロファイルがないのでマニュアルモードで温度調節しながら焼くと焼けなくもないです。と思ったら裏側は全然焼けてない。厚みがあるものだとヒーターに近くなりすぎる模様。
まあそれはそれとして、準備が整ったので基板を焼いてみました。まずはターゲットの基板の周囲を同じ厚さのもので固定して、ステンシルを慎重に位置合わせします。今回ステンシルは基板業者で一緒に頼みましたけど、カッティングマシンで作った使い捨てのペーパーステンシルというのも流行ってるみたいですね。それもやってみたい気もしますけど。
そしてクリームハンダを塗ります。スキージは適当なプラスチックのカードです。ステンシルが浮いてしまうとハンダがまわり込んでかなり悲惨な事になるので注意が必要です。金属製のステンシルはそれなりに厚みがあるので小さなパッドにはちょっとハンダが多すぎでステンシルの穴を調整したい所だけど基板と一緒にステンシルを作ってくれるサービスを使う場合はどうやって指定するのかよくわかってません。
そしてひたすら部品を載せていきます。この基板は部品が百数十個くらいなんですが神経を使うのでこの辺でもうかなり限界です。クリームハンダを塗った後で続きは明日というわけにもいかないしなあ。

そしてリフローオーブンに投入。低価格と引き換えに怪しい噂が飛び交うT962ですが、まあ付かない事はないだろうと素のままの状態のデフォルトのプロファイルで焼きます。なお時間表示を見ると秒の進み方が時々2~3秒止まってたりして動作がもう適当すぎますけど。

さて、焼き上がり。左のSOPパッケージくらいは問題なさそうですね。今回一番厄介な奴は右の0.5mmピッチのQFNパッケージだったんですが、やはり結構あちこちトラブってます。手直しが面倒。ハンダの塗り方とか熟練してくればいい感じにいけそうではあるんですけどね。

という事でまあ、一応それなりに使えそうではあるんですが、そもそも部品を手載せする時の神経の消耗がなぁ...、かなり辛いです。

肝心のオーブンの方ですが設定通りの精密な温度管理は期待できなさそうですが、駄目だった時は時間をかけてリペアする覚悟で使うなら良いんじゃないですかね。安いし。多分、これで数を作った時の不良の発生率とかはまずい事になるかも知れませんが。

posted by g200kg : 12:17 PM : PermaLink

2016/08/06

VowelSynth : 坊主が歌う例のVSTぽい奴をJavaScriptで作ってみた


昔からVSTプラグインなんかを触っていた人なら一度は見た事があると思われる坊主が歌う例の奴、と言えば「Delay Lama」ですが、あれっぽい奴をJavaScriptで作ってみました。

坊主の絵を3Dレンダリングするべきかも知れませんが、ちょっと面倒なのでその辺は手抜きです。いやしかし、一昔前はネイティブじゃないとできなかった事が余裕でJSで動くようになりましたね。GitHubに置いてありますので興味があればソースもどうぞ。

VowelSynth

posted by g200kg : 1:14 AM : PermaLink

2016/08/01

リフローオーブン T962 をゲット


電子工作のやり方も昔に比べれば随分変わってきていますが、基板への部品実装の方法としては次のような方法があります。
(1) DIP部品をハンダごてで手付けする
(2) 表面実装部品を片面実装してホットプレートで焼く
(3) 表面実装部品を実装(両面も可)してオーブンで焼く

日本では圧倒的に(1)が主流で、表面実装を使うのはまだ一部のディープな人たちがホットプレートやらを駆使してやっている感じですが、ヨーロッパあたりだとDIYで(3)のオーブン方式で表面実装する人も結構いると聞きます。確かに手付け前提だと使いたいのに使えない部品が多いですからね。

で、今回入手したのはハンダ付け専用のリフローオーブンというものなんですが、ヤバそうなブツにとうとう手を出してしまいました。中国製で驚異的な低価格(2万円くらい)と共にあまりに雑なつくりで、とてもそのままでは使えないというような評判も飛び交ういわく付きのブツなんですけどね。110Vと220Vのオプションがあるので日本で使うなら注文時に110Vオプションを指定します。

取りあえず外観的にはそんなにおかしい所はなさそうです。付属品は本体の他に、電源ケーブルと交換用ヒューズ、ペラペラの説明書が付いていました。

事前に調べた所では、ヒーターが弱い、とにかく温度と時間の管理が適当すぎる、という事で設置場所にもかなり左右されるようですが、ちゃんと使うなら制御系を全部自作してごっそり入れ替える、という流れのようです。どうしたもんでしょうか。まあ最初は素のままで使ってみようかと思っていますが。

posted by g200kg : 2:35 PM : PermaLink

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