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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


All Notes Off オールノートオフ

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MIDIチャンネルモードメッセージの1つであり、そのチャンネルで現在発音中の全ての音を停止する機能を持つ。コントロール番号は123であり、第3バイトの値は「0」が使用される。

何らかの障害で音が出っ放しになった場合への対処などで使用が想定されたメッセージである。ただし当初、機能の定義に不明確な部分があり、メーカーによって解釈が異なり互換性の問題を生じた。

現在の規格では、MIDIノートオンによって発音状態にあるすべての音をノートオフされた状態にするものとされる。即ち、音色として長いリリースが設定されていたり、ダンパーペダルを押した状態であった場合には、音はすぐには停止しない。

また、受信側でオールノートオフに対応する事は必須とはされていないため、オールノートオフさえ送れば必ず音が止まるという訳ではない。

後に同様の機能のメッセージとしてより強力に、どんな場合においても即時に音を止める「オールサウンドオフ」メッセージが定められた。

第1バイト第2バイト第3バイト
BXh
(X=チャンネル:0-15)
1230


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