全音階における8度の音程、即ち12半音の音程、1200セントの事。周波数で言えばちょうど2倍の関係になる。つまりA4=440Hzに対して、1オクターブ上はA5=880Hzであり、1オクターブ下はA3=220Hzとなる。
音階の作り方である平均律や純正律はオクターブの範囲の中をどう分割するかの方法であり、1オクターブが周波数2倍の関係である事は音程のもっとも基本的な原理と言える。