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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Tape Echo テープエコー

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デジタル技術がまだなく、アナログ信号を遅延する素子 BBD もまだなかった頃に開発されたテープ式のエコーマシンの事。当初はエコーチェンバー(エコーチャンバー)という言い方が多かったが、その後テープエコーと呼ばれるようになった。

磁気テープに一度録音し、複数の再生ヘッドですぐに再生する事でエコーを作り出す機器である。 テープはループ状になっており、無限に走行する。 メカ部分が多く、テープ自身の寿命の問題もあるため、メンテナンスに気を使う機器であるが、テープを使用するが故のサチュレーション特性などに特徴があり、現在でも愛用する人はいる。

「スペースエコー」と名付けられたローランドの RE-201 という機種が有名であり、現在ではかつてのテープエコーの特性をシミュレートしたデジタル機器も存在する。



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