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DTM / MIDI 用語の意味・解説
偏ったDTM用語辞典
True Bypass トゥルーバイパス
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エフェクターの機能で、エフェクトをオフにした時に入力と出力を直結する事で音に一切の劣化を起こさないようにする事。
トゥルーバイパスでないエフェクターでは、エフェクトをオフにしても電気的には完全に切り離されないため、多少の音の変化が現れる。これは全ての場合において良くない変化とは限らないが、一般的に「音が痩せる」と形容されるような変化となる事が多い。
特にエレクトリックギターは信号が小さくインピーダンスが高いため変化が現れやすく、「トゥルーバイパス」を謳うエフェクターの多くはギター向けの製品である。
トゥルーバイパスを実現するためには、最低6極、On/OffのLED制御を合わせると9極のスイッチが必要となるが、こだわる人の間ではエフェクターのスイッチを強引に付け替えてトゥルーバイパス仕様に改造する事も行われている。
なお、トゥルーバイパスでないエフェクターでは、電子スイッチによって切り替え時のノイズを発生させない仕組みの製品があるが、トゥルーバイパスでは信号の経路を直接スイッチで切り替えるため、切り替え時に多少のノイズが発生する事が避けられない。
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