2011/10/20 (2011年10月 のアーカイブ)
WebGroove 0.8
WebGrooveをバージョン0.8にしました。
WebGroove 0.8
・出力をステレオ2ch化
・WAVファイルのエクスポートを正式にサポート
・出力にDCオフセットがあったので修正
・シンセ出力レベル調整をトラックのフェーダーと分離
出力のステレオ化はもれなくデータ量が2倍になるので躊躇していたのですが、この際手をつけました。
パフォーマンス的には最近のPCなら全然問題にならない程度だと思いますが、ネットブック(eeePC901)での確認ではChromeだとデモ曲の途中で音途切れが起こる程度になります。それでもFirefoxだと大丈夫なのでFirefoxとの相性の良さは健在のようです。
またWAV書き出しは今までの方法だとChromeが絶望的になるので、やり方を変えました。レンダリング自体はクライアントのJavascriptで行い、サーバーに送りつけてリンクを表示する感じになっています。書き出ししようとしたらWAVファイルデータがサーバーとの間で一往復する事になりますが、まあ、気にするほどの事ではないのかも知れません。
この辺の手法はJavascriptからXMLHttpRequestを使ってサーバーのPHPと連動するといういわゆるAjaxのほんの入り口あたりに相当するのだと思いますが、バイナリを扱うのはなかなか面倒ですね。今回はmultipart/form-dataで送ろうとした所はまったのでもう追求をやめてBase64urlというurl-encode用のbase64にカプセル化しています。
さて、とにかくこれで特別なソフトウェアなしで44.1kHz ステレオのWAVファイルが作れるようになったわけですが・・・どう使うかなあ。
Posted by g200kg : 2011/10/20 09:31:09