9月3日、「Web MIDI meets DIY」という集まりが青山 VilingVPインキュベーションオフィスであったので覗いてきました。内容はMaker Faire Tokyo 2015で出ていたWeb MIDI絡みの製品の中身についての紹介です。
@wksさんのWeb MIDI 経由で制御するロボットのデモ。残念ながら実機は現在(一部しか)動かない状態との事ですが、カメラで顔を認識して追いかけて手を振ります。
中身の現状、うーむ...なんか線がいっぱい外れてますが修復大変そう。構成はWebカメラで撮った画像をブラウザ上で顔認識してWeb MIDI API、Arduinoを経由してモーターをドライブしているようです。
雑なDIYを布教する
@tadfmacさんと、「缶を叩くやつ」。MIDI信号を受けてソレノイドで缶を叩くデバイスです。
左がデモの構成で、スマホ等からサーバーにアクセスしてリモートから缶を叩けるようになっています。そしてリトルビッツを持ち込んだJS Board Shibuyaの川野さんと謎セッション。
こちらはヱンガワシステムズ横川さんが大学生向けの電子楽器を作るワークショップを紹介。右は墨汁で描いた可変抵抗デバイス、これはなかなか面白い。昔鉛筆でこういうのやった気がするけど墨汁でも行けるんですねえ。
という事でハードウェアに手を出そうとするとそれなりにハードルは高いんですけど、昔に比べると本当にカジュアルにこういう事ができるようになりました。ブラウザも今は結構何でもできるようになってきてますが、手足となるハードウェアと手軽につなごうとすると意外にWeb MIDI APIとかWeb Audio APIくらいしか手段がなかったりして、ブラウザ(JavaScriptプログラム) <=> Web MIDI <=> ハードウェアの構成はしばらくはこの手のものの定番パターンになりそうです。
Posted by g200kg : 2015/09/05 00:03:59