2015/12/08 (2015年12月 のアーカイブ)
電源モジュール負荷試験器をケースに入れてみた
無駄に豪華なユーロラック電源モジュールの負荷試験器ができました。こんな感じです。ケースの工作が粗いのは気にしない。
フラットケーブルの先に電源モジュールを接続して+12V、-12V、+5Vのそれぞれに負荷をかけられます。赤表示が電圧(V)、青表示が電流(A)です。これを経由した先にモジュールを接続するとモジュールの消費電流を測る事もできます。
基板があまり見えないですが、中身はこんな感じになっています。このファンは温度を検出して過熱すると回ります。
こういう電圧・電流を同時表示するパネルメータはGNDに戻る電流を測るローサイド測定なんですが、それだとユーロラック電源のような複数の電圧が出てる電源だと個別に測れないんですよね。-12Vだけは-12V側をGNDのつもりで繋ぐと測れるんですが。
という事でパネルメータ自体を改造する暴挙に出ています。太い銅線みたいな奴が電流測定用のシャント抵抗で、これを破壊して外部に作った回路でハイサイドの電流測定をして電圧値として送り込んでいます。
これで電源周りのテストが快適になりました。本題の電源自体はここからなんですけどね。
Posted by g200kg : 2015/12/08 04:35:10