2017/09/20 (2017年09月 のアーカイブ)
CVtoDMX I/F 試作中
作りかけだった CVtoDMX I/F が工作が雑なのは別にして、だいぶ形になってきたので紹介しておきます。
ベースは Arduino なので USB か電源アダプタで動作します。左上の XLR 5ピンコネクタが DMX 出力です。ここに DMX 対応の照明機器を数珠繋ぎにしていきます。DMX 部は TinkerKit DMXマスターシールドを使っていますが、最近の DMX 機器は XLR 3ピンが多いので必要に応じて5=>3ピン変換が必要です。
右に並んでいる3.5mmジャックがCV1~CV4の入力で、ここにユーロラックシステム等から 0~5V のCVを入力します。
CV と DMX の対応は USB で接続した PC から設定しますが、一度設定しておけばこのボックス単体で動作可能です。
設定画面は下のような感じで Chrome で動く Web アプリになっています。下半分の表の部分が動作を記述した部分で、例えば最初の行は CV1 が 0=>5V に変化すると DMX の CH1 が 0=>127 に変化する事という意味になります。
2~4行目はRGB制御のパーライトを想定したもので、DMXの2-4チャンネルがそれぞれRチャンネル、Gチャンネル、Bチャンネルに相当します。どれも CV2 入力で制御され、CV2 が 0~5V に変化すると、Rは255=>0=>0、Gは0=>255=>0、Bは0=>0=>255に変化し、ライトの色は赤=>緑=>青になります。
また PC と接続している場合は、MIDI デバイスとして見えていますのでPCから送る MIDI-CC (CC#0~CC#7) を制御のソースにする事もできます。
動作中の動画が下にあります。
シンセのCVを照明用に効果的に使うには一般的な調光卓とは違うアプローチが必要なのかなと思って今の所こういう方向になっていますが、まだ試行錯誤中。
という事でもう少しちゃんとした工作で何個か作っても良いかなとは思っているのだけど、果たしてどれくらい需要があるのだろうか? もしあれば買いたいという方がいたら twitter とかで連絡ください
Posted by g200kg : 2017/09/20 15:51:46