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2019/05/03 (2019年05月 のアーカイブ)

KiCad Action Plugins

ここのところ基板エディタ、KiCad の機能を拡張するアクションスクリプトなんかを書いたりしていたのだけど、情報が足りなくて色々調べていたのですが、どうやら4月の末にシカゴで第一回の KiCad ユーザーのコンファレンスが開催されたらしいですね。それでこのコンファレンスに合わせて新バージョン 5.1.2 がリリースされたと。

とにかくこのアクションスクリプト周りはまだ出来たばかりなので圧倒的にドキュメントが不足していて、特にWindowsでは、そもそも書いたスクリプトをどこに置けば良いのかから手探り状態だったのですが、カンファレンスの講演の動画で Action Plugins に言及していました。これはまさに最新の公式情報ですね。

という事でアクションスクリプトは Windows では
c:\Users\\AppData\Roaming\kicad\scripting
に置けば良い...と思ったらその後ろに書いてある ==%APPDATA%\kicad というのは間違えてるし。
正しくは ==%APPDATA%\kicad\scripting ですね。すぐこの辺の情報が錯綜する...
そもそも名前がアクションプラグインなのかアクションスクリプトなのかとか結構ごっちゃごちゃだよ。

公式のリファレンスとしては
すごく簡単な説明 : http://docs.kicad-pcb.org/5.1.2/en/pcbnew/pcbnew.html
クラスの一覧 : http://docs.kicad-pcb.org/doxygen-python/index.html
くらいしかまだ無いようで、役に立つスクリプトを書くには色々と探りながらになりそうですが、可能性は感じるので頑張って欲しいところです。

という事で、スクリプトの置き場はこちら:
https://github.com/g200kg/kicad-action-plugins


KiCad コンファレンスの動画:

Posted by g200kg : 2019/05/03 04:04:58