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DTM / MIDI 用語の意味・解説
偏ったDTM用語辞典
Bounce バウンス
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MIDIトラックのデータでソフトシンセを鳴らしたり、音声トラックにエフェクトを掛けたりしたものをオーディオデータとして書き出す事を言う。似た言葉として「レンダリング」もほぼ同様の意味で使われる。
実際の作業としては「ミックスダウン」と同じである場合もあるが、ミックスダウンが複数のトラックをまとめてトラック数を減らすための作業であるのに対し、バウンスはオーディオデータとして書き出すという意味合いで使われる事が多い。
なお元々の語源としては特にオーディオデータへの書き出しを指したわけではなく、テープ式の録音機でピンポン録音が行われていた時代に、一度トラックを移動させる、つまりピンポンを一度跳ね返らせるという所に由来する。
完成した曲を最終的に書き出す場合だけでなく、制作の途中でCPUパワーの節約などを目的として一部のトラックだけをバウンスする場合もある。キューベースなど一部のDAWではこれを簡単に行うため、「フリーズ」と呼ばれる機能を持っている。
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