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DTM / MIDI 用語の意味・解説
偏ったDTM用語辞典
Look-ahead ルックアヘッド
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「先読み」という意味であり、エフェクター、特にリミッターやコンプレッサーの動作の方式についての言葉である。ルックアヘッド機能を持つ場合、「ルックアヘッドリミッター」や「ルックアヘッドコンプ」などと呼ばれる場合がある。
例えばコンプレッサーの場合、入力信号の大きさが設定したスレッショルドレベルを超えるとゲインを絞るが、ルックアヘッドを行わない場合、瞬間的に大きな信号が出力されてしまってからゲインを絞る事になる。これに対してルックアヘッド処理ではある程度先の信号までを読み、今後大きな信号が入る事に備えてあらかじめゲインを絞り、出力されるレベルを完全に制御する事ができる。
なお、リアルタイムに動作する機器でルックアヘッドを行うためには処理する信号を実質的に遅らせる必要があり、そのまま機器のレイテンシーとなるためルックアヘッドの時間幅はできる限り小さく、且つ精度の高い動作が必要とされる。
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