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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Peak Program Meter ピークプログラムメーター

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信号の大きさを表示するメーターの一種で、VUメーターが聴感上の音の大きさを示すのに対して、信号波形の頂点(ピーク)の最大値を示す。

「ピークメーター」、「ピークレベルメーター」、「PPメーター」、「PPM」などと適当に省略して呼ばれる事が多いが、厳密な規格(IEC 60268-10 / IIbなど)として定められている正式名称は「ピークプログラムメーター(Peak-Programme Meter)」である。なお、「Program」と「Programme」は米語と英語の差でどちらも間違いではない。

VUメーターと大きく異なるのは反応速度であり、VUメーターが300mSecの応答速度であるのに対し、ピークメーターでは10mSec程度(ものによっては更に数桁反応速度が速い場合もある)が用いられる。ただ速いだけでは動きを目で追えないため、指示値が上がる時には速く、下がるのは遅くする事で読みやすくなっている。一定時間、あるいはリセットされるまで最大値を保持する(ピークホールド)の機構を持つものもある。

特にデジタル機器では扱う波形のピークレベルが扱える最大値を超えると極端なクリップを起こすなどの問題がおこりがちであるためピークレベルの監視は重要となる。



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