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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Pitch Shifter ピッチシフター

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元の音に対して音の高さ(ピッチ)をずらした音を加えるエフェクター。音程がオクターブシフトに限らないという意味でオクターバーをより高機能にしたものとも言える。ギター1本でツインリード風の演奏をするなどの用法があるが、シンプルな機種では単に一定の音程差を付けるだけなのでせいぜい 5th の音を重ねる程度で使用される事が多い。

より高度な機種としては、使用するスケールに合わせてピッチシフトを行う「インテリジェント・ピッチシフター」と呼ばれるものがある。また、ピッチのシフト量をペダルでコントロールできるワーミーペダルという機種もある。

また、「ハーモナイザー(Harmonizer)」と呼ばれる事もある。「ピッチシフター」と「ハーモナイザー」には明確に定義の違いがあるわけではないが、「ピッチシフター」が元の音と重ねるかどうかに関わらず音程を変更して出力する機能を表すのに対し、「ハーモナイザー」は元の音と重ねてハーモニーを作り出す事を目的とする。そのためハーモナイザーには、少なくともスケールに合わせてピッチシフトを行う「インテリジェント・ピッチシフター」に相当する機能を持つのが一般的である。



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