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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Sitar シタール

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インドの弦楽器の名前。弦は18~21本程度であるが実際に指で弾くのは7本であり、残りは共鳴用の弦である。ギターのように弦をはじいて演奏するが、フレットの下側に張られた弦が共鳴してドローン音が鳴る構造になっている。また、弦が振動する際にブリッジにわずかに触れる事でビビリ音(ジャワーリー : javari)が発生する。

元々インドの伝統音楽用の楽器であるが、1960年代からビートルズが取り入れたのを皮切りにロック系音楽にシタールを取り入れる例が出始め、エスニック楽器としては良く知られている。

共鳴弦による長いサスティーンと倍音の変化、アーティキュレーションとしての強いチョーキングによるピッチの変化が特徴である。

このシタールのような音を出すために作られた「エレクトリックシタール」という楽器もあるが、こちらはかなりギターに近い楽器である。更に、ギター用のエフェクターでシタール風の音を出すという製品もある。ソフトウェア音源でも、いわゆるエスニック系楽器ライブラリに収録されている事が多い。

MIDIGM 規格ではプログラムチェンジのエスニックグループ、105番として配置されている。



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