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DTM / MIDI 用語の意味・解説
偏ったDTM用語辞典
SSD エスエスディー
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ハードディスクを代替する半導体メモリーを使用したドライブの事。「 Solid State Drive 」の略語。現在はフラッシュメモリーを使用した SSD が多数商品化されており、まだハードディスクに比べて容量あたりの価格は高いが用途によっては十分メリットのあるものになっている。
SSD には、読み込みが高速、衝撃に強い、消費電力が少ない、動作音を発生しない、などのメリットがある。また、デメリットとしては書き込み回数に上限がある、書き込みが遅くなるケースがある、価格が高いなどがある。
書き込みの遅さに関しては機種にもよるが、以前は時として、PC が一瞬停止したように見える「プチフリーズ」と呼ばれる現象が起こるケースがあったが、最近ではほぼ問題になるような事はなくなっている。ただ書換え回数の上限もあり、いずれにしてもあまりに頻繁な書換えを行う用途には適していない。
現在では PC の OS の起動用として使用する事も普通に行われているが、OS 起動の際には表に現れない書き込み処理が多く発生するため、普及の当初はデータ格納用として使用される事が多かった。DTM 用途では、サンプラーのデータ格納用などには非常に適している。特に音を発生しないという点も DTM 用途では重要である。
以前は記録メディアとしてハードディスクを使用していたマルチトラックレコーダーでも SSD を使用できるものも増えつつある。
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