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DTM / MIDI 用語の意味・解説
偏ったDTM用語辞典
Tremolo トレモロ
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もともとの演奏技法としてはマンドリンで良く使用されるような、同じ音を細かく連続して発音する事を指す。エフェクトとしてはこれを模倣するような、周期的な音量変化をつける効果の事を言う。
エフェクトとしては古典的なもので、ギターアンプに内蔵される事もある。名機、フェンダー社のツインリバーブでもトレモロ機能が内蔵されている(ただし、表記は「ビブラート」となっている。ちなみに、フェンダー社のギター、ストラトキャスターなどに付いている「トレモロ・アーム」は弦の張力を変化させてビブラート効果を発生するものであり、フェンダー社は全面的に「トレモロ」と「ビブラート」という言葉を逆に使用している)。
エフェクターの回路構成上、当時は音程を変化させるビブラートを電気的に実現する事は困難であり、簡単に構成できるトレモロがビブラートの代用とされる場合があった。
現在、単体のエフェクターでトレモロだけをかけるためのものはそれほど多くはなく、どちらかと言えばレトロなギターアンプをシミュレートするという意味合いが強い。
アナログシンセサイザーにおいては、LFOの出力をVCAに入れるというモジュレーションの基本とも言える接続によってトレモロが実現できる。
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