MovableType Tips
7. sitemapを作る
googleやyahooのロボットに正しくページを収集してもらうためのSitemapというものがあります。 詳しくはgoogleのページとかに解説があります。 要はサイト内のページすべてをリストアップしたXMLファイルみたいなものを作ればよくて、これを作るためのフリーソフトやWebサービスなんかもあちこちにあるんですが、これはMovableTypeで作ってるサイトならMovableType自身で作ってしまうのがおすすめです。
ブログの記事を書くたびに、毎回別ツールを立ち上げてサイトマップを作り直すわけにも行かないですけど、MovableTypeでSitemapを作っておけば、常に最新の状態を反映する事ができます。
て事で、単純にインデックステンプレート"SITEMAP"を追加します。
出力ファイル名は "sitemap.xml" です。
内容はこんな感じ
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"> <url> <loc>http://www.g200kg.com/index.html</loc> ←インデックス用 <lastmod><$MTDate utc="1" format="%Y-%m-%dT%H:%M:%SZ"$></lastmod> <changefreq>daily</changefreq> <priority>1.0</priority> </url> <MTPages> ←WebPage用 <url> <loc><$MTPagePermalink encode_xml="1"$></loc> <lastmod><$MTPageDate utc="1" format="%Y-%m-%dT%H:%M:%SZ"$></lastmod> <priority>0.6</priority> </url> </MTPages> <MTArchiveList archive_type="Monthly"> ←月別アーカイブ用 <url> <loc><$MTArchiveLink encode_xml="1"$></loc> <lastmod><$MTArchiveDate utc="1" format="%Y-%m-%dT%H:%M:%SZ"$></lastmod> <priority>0.3</priority> </url> </MTArchiveList> <MTEntries> ←個別ページ用 <url> <loc><$MTEntryPermalink encode_xml="1"$></loc> <lastmod><$MTEntryModifiedDate utc="1" format="%Y-%m-%dT%H:%M:%SZ"$></lastmod> <priority>0.1</priority> </url> </MTEntries>
インデックス用の所はサイトにあわせてインデックステンプレートで作ってるページを複数リストアップするという感じで。 月別アーカイブ用の所は使っているアーカイブに合わせて、カテゴリ-月別とか、必要なものを。
それから<priority>の設定はページの重要度に合わせて0.0から1.0の範囲で適当に調整が必要です。全部が1.0になっちゃうと付けてないのと同じなのでめりはりを付けて調整が必要です。
これでsitemap.xmlが作成できますので、後は検索エンジンに伝えます。googleのウェブマスターツールのような専用のページがありますが、もうひとつはrobots.txtというファイルで指定する方法があります。 すでにrobots.txtで何か制御してる場合はこれに追加すればいいんですが、これから作るのなら、これもMovableTypeで作ってしまえば簡単。 ただし、サイトのトップに置く必要があるからその権限がない場合は使えませんけど。
インデックステンプレート"ROBOTS"を作って出力ファイル名は"robots.txt"。
内容は特に収集を拒否するような事がないのならこんな感じ
User-agent: * Sitemap: http://www.g200kg.com/sitemap.xml ←これはURLをサイトに合わせる
で、完成。 あ、でもgoogleのウェブマスターツールは便利だからアカウント取っといて損はないよ。 せっかく作ったsitemapに間違いがないかどうかも確認できるしね。