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DTM / MIDI 用語の意味・解説
偏ったDTM用語辞典
1 Bit Audio イチビットオーディオ
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ビット深度を1ビットとするかわりに非常に高いサンプリング周波数を用いて量子化ノイズを抑えるデジタルオーディオ技術の名前。
通常、デジタルオーディオ信号は例えば「16ビット48kHz」のようなビット深度とサンプリング周波数の組み合わせで扱われるが、1ビットオーディオでは MHz レベルの非常に高い周波数の1ビット、即ちオン/オフのみのパルス密度で信号を表現する方式である。
AD コンバーターや DA コンバーターのアナログ/デジタルの変換方式そのものに関わるため、デジタルオーディオの系を完全に1ビットオーディオ化するには記録メディアを含めて対応する必要があり、これをサポートするものとして、64fs=2.8224MHz を用いる DSD (Direct Stream Digital) 方式の「スーパーオーディオCD (SACD)」がある。
楽曲制作の段階で直接1ビットオーディオ形式のデータを扱う事はほとんどないが、アナログや通常のマルチビットのデジタルオーディオ入出力を兼ね備えた1ビットオーディオ技術を使用したレコーダーや、1ビットオーディオ技術を応用した AD コンバーターなどが存在する。
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