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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Acid アシッド

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1. ループシーケンサーというジャンルを確立した音楽制作用ソフトの名前。この意味で使われる場合は「 ACID 」と大文字表記である事が多い。 もともとはテンポを可変にできるようにスライスポイントを入れた(アシッダイズされた)ループを扱うソフトだったが、最近では MIDI 機能の強化などを行い、通常の DAW としての使用も可能になってきている。

元は米 SonicFoundry 社の製品であったが、2003年にソニーに買い取られ Sony Creative Software (SCS)ブランドとなった。その後、2016年には独 Magix 社が、ACID を含む音響・映像系ソフトウェアを SCS より買い取っている。 販売に関しては、以前はフックアップ社が行っていたが、2015年7月よりソースネクスト社が販売している。

2. 音の形容詞として Acid という言葉が使用される場合がある。 レゾナンスをあげたフィルタースイープさせたような音を指す。ローランドのベースシーケンサーである TB-303 の音がその代表格である。もともとは「 Acid 」は LSD を意味する俗語である。幻覚を思わせるようなミニマルなループを多用するアシッドハウスと呼ばれる音楽ジャンルに始まり、「アシッド」という形容は様々な音楽ジャンルでも用いられるようになった。



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