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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Dynamic Range ダイナミックレンジ

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最も大きな音と最も小さな音の比率の事。「Dレンジ」と省略される場合もある。音の強弱の比率がどれだけあるか、どこまで扱えるかを表し、ダイナミックレンジが「広い」または「狭い」という言い方をする。

例えば音響機器の性能や楽曲そのものに対して使用する言葉である。音が大きすぎると歪みが発生し、小さすぎるとノイズフロアに埋もれる。この歪みが発生しない範囲での最大音量とノイズフロアの比がダイナミックレンジであり、通常dB(デシベル)で表現する。

また、デジタル信号の場合は、ビット深度から決まる理論的限界が存在する。即ち、デジタル化する際に発生する量子化ノイズとデジタルのフルスケールとの比がダイナミックレンジの限界であり、6.02 × bit数(dB)となる。

なお「ダイナミックレンジ」という言葉は映像に対して用いられる事もあり、この場合は明るい部分と暗い部分の明るさの比率を表す。



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