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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Jitter ジッター

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1.電気回路や走行系などで発生する時間的なふらつきの事。信号の劣化などの原因となる。ジッターという言葉は時間的なふらつきを広範囲に指すが、テープレコーダーでの走行系のふらつきはワウフラッターという言い方が多く、「ジッター」は電気回路のクロック周期の乱れを指すケースが多い。即ちデジタル化されたオーディオ信号では、デジタル信号のサンプリング周波数のふらつきを指す。

音の処理がデジタルで行われるようになった当初、デジタル化されればワウフラッターを含むジッターの問題はまったく発生しないという論調が多かったが、多くの機器がデジタル化された現在、デジタル機器のサンプリング周波数のジッターによって音の劣化が発生する場合があると言われている。これは、デジタル音声を純粋にデジタル化されたままのデータとして処理する範囲内においては問題がなくても、AD/DA 変換を伴う処理を行う際にはクロックの乱れが波形の歪みを作り出す、という理由による。

2.音響向けビジュアルプログラミング環境である Max/MSP と共に用いられる映像処理プログラムの名前であり、現在は統合されて Max となっている。



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