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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Max マックス

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米国のCycling'74社が開発、販売する音響向けのビジュアルプログラミング環境の名前。かつてはプログラムの制御を行うMaxとオーディオ処理を行うMSP、映像の処理を行うJitterを組み合わせたものであり、「Max/MSP」または「Max/MSP/Jitter」と呼ばれていたが、現在では全てが統合されて単に「Max」という名前になっている。

同様の音楽向けのビジュアルプログラミング環境としてはネイティブインスツルメンツ社のReaktorやJef McClintock氏のシェアウェアであるシンセエディットなどがある。Maxはこの手のプログラミング環境としては歴史が古く、オリジナルは1980年代にフランスの音響研究所であるIRCAM(イルカム)で開発された。

「Pluggo(プラーゴ)」と呼ばれるランタイムライブラリによって、Max/MSPで開発されたプログラムはVSTなどの標準的なプラグインとして使用する事も可能である。

DTM用途というよりは、サウンド系のアート作品などで使用されるケースが多いが、DAWLiveを開発するAbleton社との共同開発による、Live内からMaxのパッチを操作する「Max for Live」という製品もある。

【リンク】
https://cycling74.com/


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