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DTM / MIDI 用語の意味・解説
偏ったDTM用語辞典
Morphing モーフィング
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もともとは映画などで使用される映像のCG効果の1つで、何かの物体が別のものに(例えば猫が人間に)なめらかに変化する効果を指していた。その後、音響に関してシンセサイザーの音色などについても同じような考え方で時間と共になめらかに変化してゆく音色を作る機能を「モーフィング」と呼ぶようになった。
一般的なアナログシンセサイザーではもともとLFOやエンベロープジェネレータを使用して音色の変化を作る事が可能であるが、「モーフィング」はよりマクロなものである。基本的な考え方は、シンセサイザーの各パラメーターを使用して最初と最後の音色を決めておけば途中の変化を自動的に計算して滑らかに繋いでくれるというもので、鍵盤を弾く度にシンセサイザーの各ツマミをオートメーションで動かしてくれるとも言える機能である。
「モーフィング」という言葉はシンセサイザーの各パラメーターを変化させる事について「パラメーターモーフィング」と呼んだり、PCM音源の場合は波形を徐々に変化させる事を「サンプルモーフィング」と呼ぶなど様々な使われ方がされ、言葉を明確に定義するのは難しいが、今までは固定であったパラメーターや波形の種類などを時間と共に変化させる、という大まかには共通のイメージで使用されている。
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