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DTM / MIDI 用語の意味・解説
偏ったDTM用語辞典
Synthesizer シンセサイザー
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電気的な手法で楽音を合成する楽器であり、一台でさまざまな音を出せる事が特徴である。「シンセサイザー」という言葉は単に「合成するもの」を意味し、かつての正式名称としては「ミュージック・シンセサイザー」と呼ばれていたが、今では楽器の1ジャンルとして「シンセサイザー」という言葉が定着している。
楽音の電気的な合成は古くより様々な研究が行われていたが、実際に使える楽器としてまとめあげたモーグ博士は「シンセサイザーの父」と呼ばれている。
いわゆる電子オルガンとの違いは電子オルガンが元々は押さえた鍵盤の数だけ音が出る全鍵同時発音可能な分周方式であり、音色に対する加工手段をあまり持たないのに対し、シンセサイザーは単音のオシレータに対してフィルターやエンベロープで音色を作り出す仕組みを持っている事である。
現在では古典的なアナログシンセサイザーで使用されていたサブトラクティブ・シンセシス方式の合成だけでなく様々な方式が使用されていたり、純粋にソフトウェアだけでシンセサイザーの役割を果たすソフトシンセも一般的なものになっているなど、「シンセサイザー」という言葉の範囲を厳密に定義するのは難しくなりつつある。
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