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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


SNR エスエヌヒ SN比

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「Signal Noise Ratio」、即ち信号とノイズの大きさの比の事。単位は dB (デシベル)が用いられる。例えば SN 比が 60dB であれば信号はノイズの一千倍、80dB ならば信号はノイズの一万倍の大きさという事である。オーディオ機器の性能の指標などに用いられる。

関係の深い言葉に「ダイナミックレンジ」がある。ダイナミックレンジは扱える信号の最小の大きさと最大の大きさの比率であり、基本的な概念は異なるが、結果として SN 比と同じ値になるケースが多い。

つまり、扱える最小の信号とは、機器のノイズフロアに埋もれない大きさの事であり、これと扱える最大の信号の大きさの比を取る事がダイナミックレンジであり、扱う信号レベルを最大とすれば SN 比と同じという結果になる。なお、SN 比は扱う信号のレベルによって変化する事になり、機器の性能の指標としては若干曖昧な点があるため、最近はどちらかといえばダイナミックレンジとして表示されているケースが増えているようである。



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