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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Theremin テルミン

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電子楽器のひとつであり、機器には直接触らずアンテナに手を近づけたり離したりする事で操作する。左手で音量/右手で音階を操るが、手をかざして動かすそのしぐさの奇妙さからキワモノ楽器としては有名な存在でありマニアも多い。

その歴史は古く1920年頃、ロシアの物理学者テルミン博士により発明された世界初の電子楽器である。

原理的には、2つの高周波発振器が干渉して発生するうねりから音声信号を作り出すものであり、アンテナと人体の間の静電容量で片方の発振器を制御している。電子回路としては割合簡単な構造なため、組み立てキットなども販売されている。

シンセサイザーの父」として知られるモーグ博士も学生の頃からテルミンに強い興味を持っていた一人である。現在でもテルミンはモーグ社の製品ラインナップになっており、更に2014年には、デジタル技術を取り入れ、MIDI にも対応した「Thermini」という製品も発表されている。

【参照】
シンセサイザー
モーグ


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